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peugeot

Peugeot(プジョー)と聞けば、車メーカーを真っ先に想像する方も多いと思われますが、実は胡椒ミル(胡椒挽き)を作る会社からスタートしたのです。そして、キッチン雑貨で成功を収めると、自転車製造の事業を展開し、現在の自動車産業へ発展したという歴史を持っています。

お家芸ともいえるキッチン雑貨は、スタイリッシュかつ老舗の安心感を漂わせる存在感があります。ちなみに、凛々しいライオンのマークは、キッチン雑貨と車では絵柄が違うのをご存知ですか?キッチン雑貨は4つ足で横を向いていて、車のものは2本足で立っているのです。

今回、私たちはインテリアや雑貨を中心とした巨大展示会「Maison&Objet(メゾン&オブジェ)」にてプジョーのブースに立ち寄りました。※メゾン&オブジェの記事は編集部の殴り書きを参照下さい。http://33vin.net/jp/griffonnage/nagurigaki3/
ブースには、ワインなグッズのポスターが掲げられており、編集部も吸い寄せられように取材を開始しました。

ワイン部門の責任者Fabrice Stefanetti氏(ファブリス・ステファネッチ)に、お話を伺った。

p1「この商品は、今春フランスで発売されたばかりなんだよ。面白い形でしょ?これ何だかわかりますか?実はこれ、ワインが注がれたグラスに1秒入れると、1年ワインが熟成するという試飲グッズなんだよ。特別に実際のワインを使って、実験してみよう。論より証拠だからね」

奥から白ワインを出してきてくれ実験してくれました。ちょっと歪な形状の棒状のものを3秒ほどグラスに入れると、明らかに香りが変化していました。更に味わいに関しても、酸味の強かった白ワインが確実にまろやかな口当たりになっていました。

「企業秘密なので、この金属は教えてあげられないけれど、明らかに違いを感じるでしょ?」

そして、もう3秒追加。熟成香とは言えないが、明らかに3秒前とも違う。金属臭がしているわけでもなく、鉄っぽい感じも味わいには移っていない。白ワインで実験をしているため、金属の味わいが入り込めばすぐにわかるはずだが、それも感じられなかった。

「この金属が何かを添加しているわけではないんだ。ワインを変化させているということなんだよ。実はこの試飲グッズは、以前からも販売されていたのだけど、プロや愛好家たちの中で評判になり、レストランにも持ち運べるようにという要望で、デザインを小型化にして、カバーを付けて販売することになったんだ」

「フランスではワインをケース買いやまとめて購入し、家のカーヴにて保存する習慣が今もあって、これがあれば、早い時期に1本試しておけば、残りのワインたちの飲み頃を知ることができるんだよ。ワインは最高の瞬間に楽しむのが一番だからね。レストランでも、少々若目のワインだな?って思った時や、好みに違いが生じてしまう時にも、これを使って熟成感を堪能できるんだ」

ファブリスさんが教えてくれた、正当な使い方もよし、飲みの席でのネタ話に使うもよし。このちょっと面白いワインな雑貨、まもなく日本でも発売だそうです。

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