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ボルドーからパリへバカンスを利用して上京してきた「N」さんと一緒に、事務所地下の試飲ルームでプチソワレを催しました。2

手土産で「N」さんが、ボルドーの白ワインを持ってきてくれたのですが、ただ飲んでは面白くないということで、ボルドー白ワインとたこ焼きのマリアージュ!を急遽設定し、ビオディナミの不思議!という「?」マークがついちゃいそうなコンセプトでスタート。
「N」さんの出身は大阪。大阪と言えば、たこ焼きという安易な展開で、御馴染みの編集長まかないシリーズ「たこ焼き」を披露してもらい、「N」さん曰く「日本食にぴったりなボルドー白ワインがあるのです」のワイン、「Ch.Larrivet Haut-Brion 1998」をマリアージュしました。

たこ焼き器は、ガスタイプのもので、現日本統括マネージャーの疋田が渡仏させた、優れもの。ワインは、「N」さんが、シャトーまでわざわざ仕入れにいってくれた蔵出し直送品。そして、我らが編集長・小林の腕前。

ボルドーの白ワインは、ブルゴーニュやアルザスと違い、ミネラリティ豊富なキレやエレガンスは乏しいのが実情ではあるが、この白ワインは、ほうほうと舌鼓を打ってしまう出来栄え。1998と言うヴィンテージと相成って、芳醇な香りと熟成した旨味香が漂い、口当たりまろやかでした。少々オイリーな顔も見え隠れするため、たこ焼きのような濃い目の味わいやカツオ節のいぶし味にも負けず、綺麗なマリアージュだったと思います。

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さて、今宵は新月という月の満ち欠けの出発点だったため、以前特集をしたビオディナミ・ワイン「En Belles Lies」(※33.VIN第二号見てください)を代表の野村のカーヴから強制ゲット。これまた、蔵出しで状態は抜群である。
En Belles Liesの醸造家ピエール・フナル氏は、ビオディナミの根本となった学問「人智学」を修めた研究者であり、ワイン醸造の前は「生化学者」という特殊な経歴を持っている。特集号でもお届けしたが、ワイン醸造家たちはビオディナミを栽培・醸造の一部分として取り入れ、勉強するだが、フナル氏は真逆。人智学、ビオディナミを知った後、醸造へ着手したのである。

彼のワインを先月のスーパームーン(満月)の時に試飲したのだが、何とも言い表せられないほどのポテンシャルを感じつつ、絶頂に達したような味わいを醸し出しました。では、「新月」では?と言うのが、今回のテーマであるが、単刀直入に言って「閉じきっている」。満月時の素晴らしさを感じられないのだ。当然、味わいやワインの状態とは目に見えるものではない。それ故、解明は出来ないが、ただひとつ言えることは、世の中不可思議なことだらけということ。

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満月時には犯罪が増えるという統計をご存知だろうか?編集長の小林は満月時のパーティーで記憶をなくす程の泥酔者を何度も見ている。大きな体をした私たちはある意味で、抗体があるはずだが、それでも何かしらの影響を受ける。ワインの中には特にビオワインや自然派のワインには、小さな菌(汚いものではなく)がいる。それらが月の満ち欠けに左右され影響を受けることは然りなのかもしれません。

少々、オカルト的な締め方になってしまいましたが・・・美味しく頂戴しました。