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crois batard

「泣き叫ぶモンラッシェの私生児」

 

●Criots-bâtard-montrachet(クリオ・バタール・モンラッシェ)

基本情報

ブルゴーニュ地方、シャサーニュ・モンラッシェ村の白ワインのAOC。最高位、グランクリュに格付けされています。バタール・モンラッシェの南に畑があり、モンラッシェ系の畑としてはやや外れた場所にあります。

特徴

並みいるモンラッシェ系の特級郡の中で最も地味で、さらに軽く、ミネラルや金属的なニュアンスが強いと言われます。
ただ、ワイン自体をほとんど見かけません。

私の思い出

Domaine BLAIN GAGNARD
Criots-bâtard-montrachet

私にとってクリオ・バタール・モンラッシェといえばドーヴネなのですが、それでもそれほど飲んだことがあるわけではありません。そして、ドーヴネでは生産者の能力が高すぎて、本来のクリオ・バタール・モンラッシェを感じられないように思っておりました。ドーヴネ的な香り、味わいが前面に出ているからです。
数年前の私の誕生日にある友人が自宅に招いてくれまして、一本の白ワインをブラインドで飲ませてくれました。ヴィンテージは失念いたしましたが、このブラン・ガニャールのクリオ・バタール・モンラッシェでした。
正直、グランクリュとは思わず、ピュリニー・モンラッシェのプルミエクリュで…と答えたことを覚えております。
そして、まさかのグランクリュ、クリオ・バタールでしたが、ブラインドでテイスティングしたことで“ピュリニーっぽい”というイメージを今でも鮮明に覚えており、私にとってのクリオ・バタール像になっております。ちなみに、畑は完全にシャサーニュ・モンラッシェ村にあります。